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活動報告

2018-09-22 カテゴリー:

ニューヨーク流の犬との関り

ニューヨークの真ん中にある、巨大な公園「セントラルパーク」。繁華街のタイムズスクエアから、徒歩15分。オードリー・ヘップバーンの朝食で有名な、5番街のティファニーから、徒歩5分。まさに大都会のなかのオアシスです。

早朝にセントラルパークを訪れると、多くのニューヨーカーがジョギング中でした。公園の外周道路は約9,6km(6マイル)、ランナーに人気だそうです。
https://goo.gl/CR136v

多くのワンちゃんたちも散歩中で、私も沢山のワンちゃんに遊んでいただきました。ニューヨークには犬を飼って入る人が実に多くニューヨーカーが犬好きと言っても過言ではありません。NY市の人口854万人に対して犬が43万犬、つまり約20人に1人が犬を飼っている計算となります。

どの子たちもいい子で、初対面の私にもとても懐いてくれました。飼い主の方のお話によれば、どの犬もしっかりとしつけられているということです。

と言うのも、ニューヨークではワンちゃんが人に吠えたり咬んだりすれば「ちゃんとしつけのできない飼い主」として少し白い目で見られたり、近所の笑いものになるそうです。

小犬が地下鉄のなかで手提げバックの中からひょこっと顔を出し、すまして乗っていたり(ニューヨークの地下鉄では、バッグに入らないペットは持ち込みを禁止している。つまりバックに入ればOK。)

店の中もよほど張り紙がない限りは連れて入ってくる。誰も文句も言わないし、迷惑もかけない。なんともスマートな犬との共存ですね。

ある人は「飼い主の意識」が大切だと教えてくださいました。無駄吠えをさせていては恥ずかしい、人に迷惑をかけない、汚さないと言うのが常識中の常識になっていいて、日本で言う「おりこうさんな犬」が「普通の犬」なのだそうです。

そうでない犬の飼い主は、「だらしがない」とみなされてしまうし、そして何より、犬を愛し自分の家族の一員として育てるから自然と質の高いしつけ方になるのだとおっしゃっていました。

「ドッグ・ラン」と呼ばれる、犬を遊ばせる運動場のようなものが、セントラルパークだけでなく、多くの公園やビジネス街に設置されていているそうです。

住宅だけではなく、オフィスでもペットと一緒に過ごすことが一般的になっているため、平日でもビジネス街のドッグ・ランは賑わっているようです。日本の街もこのような設備を整えることが必要だと感じました。

ペットと人の関り合いを考えるとき、お互いが快適に共存できるための意識を持つことはもちろん、周囲の人たち、街全体とどのように共存していくかの、街づくりやルール作りが必要なのだと感じています。

いろいろと教えてくださった、ニューヨークの皆さんに感謝しております。

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