クスオとの出会い
クスオは、ブリーダーさんのもと種付け用として大切に育てられていました。
生後7か月で私たちと初めて会った時のクスオは、体格的には小さめでしたが、 私たちに飛びついてじゃれつき、人懐こく賢そうなワンちゃんというのが第一印象でした。
クスオは、ブリーダーさんのもと種付け用として大切に育てられていました。
生後7か月で私たちと初めて会った時のクスオは、体格的には小さめでしたが、 私たちに飛びついてじゃれつき、人懐こく賢そうなワンちゃんというのが第一印象でした。
大島九州男は昨今、問題になっている犬や猫の殺処分の問題について、 その要因の一つとなっている生体販売禁止を訴える活動をされている方々との出会いもあり、 罪のない尊い多くの命が奪われているこの現状を多くの方に考えてもらうための問題提起の必要性と動物愛護活動の必要性を考えていた時に、 クスオとの出会いがありました。
ちょうど、全国キャラバンで、多くの方々との縁を結びに行く計画があり、 クスオと多くの方々が縁を結ぶことによって、この問題を考えていただける契機になればと考え、クスオを相棒にキャラバンに出ることに決めました。
犬を飼ったことのない私たちにとって、クスオとの生活は何もかもが手探りです。 餌やり、散歩、トイレトレーニング、シャンプーや歯磨きなどのケアなど一から、 トレーナさんをはじめ、飼い主経験のある方々にご教示いただきながら、よき相棒になれるよう日々学んでいます。
その中でますます生き物を飼うことの難しさや責任、命の尊さを再認識し、 クスオへの愛情は日々増しています。
犬を飼った方々からすると、私たちのやり方が危なっかしかったり、間違っていることもあるかもしれません。 しかし私たちも飼い主として日々成長しながらクスオとの愛情、信頼を深めていきたいと考えています。
クスオは当初、声を発する(吠える)ことすらしない犬でしたが、 最近では私たちの姿が見えないと寂しがって呼んでくれます。 お互いになくてはならない相棒になってきているのです。
そしてクスオは、初めからは考えられないほど活発になり、元気に走り回っています。
車で全国を回ることは、人間にとっても犬にとっても大変なことには違いありません。 何よりも安全を第一に考え、少しでも快適に縁を結ぶ旅ができるように対策を進めています。
クスオを相棒として連れて行くことの意義と私たちのクスオへの思いについてご理解いただき、 多くの方と出会い、多くの縁を結び、クスオと私たちが成長してゆく様を見守っていただければ幸いです。