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活動報告

2019-03-30 カテゴリー:

大島九州男は2019年3月26日の参議院予算委員会にて、著作権法改正法の取り下げについて質問をさせていただきました。

大島九州男は2019年3月26日に行われました参議院予算委員会にて、著作権法改正案の取り下げ意図について、質問させていただきました。


▼著作権法改正案の取り下げ意図について

質問:
著作権法改正案を取り下げられた理由をお聞かせください。

回答:
そもそも著作権法の改正は、深刻な海賊版被害への対策と国民の正当な情報収集を委縮させないというふたつの柱がありました。法案の提出期限まで時間がない中で、案について国民の十分なご理解をいただけなかったこと、与党からも再検討の指示があったことを踏まえて提出を取り下げました。

質問:
スクリーンショットが違法と理解している人が多いけれど、これは違法になるんですか。

回答:
具体的な技術や手法に限定するものではないので違法にアップロードされたコンテンツについては、違法スクリーンショットも違法であるということです。

質問:
違法にアップロードされたかどうかは誰がどう判断するのですか。

回答:
違法であることは、権利者が許諾していないものがネット上に載っている場合とするので権利者の判断になります。

質問:
政治論として判断を下すというのは、今後法案が修正されずに提案されるということはありますか。

回答:
法案については技術的な問題や解釈上の説明が必要であると考えています。いずれにしても、権利者からの懸念、ネット上の一般国民に対する説明を含めて、より丁寧な、参加型の議論をしたいと考えています。

公益社団法人日本漫画家協会理事長の里中満智子理事長は、「まんがを守ろうとするが故に、一般のネット利用者が不自由になってしまうのは却って不本意。法律はシンプルな方がが良い。要件を絞り込んで修正するように求めている」と仰っています。そういった声も聞いていただき、よりしっかりと、丁寧な検討をお願いいたします。